シェークハンドラケットの選び方
- 公開日:2013年11月26日
カテゴリー:卓球に関する情報
私がシェークハンド愛用者ということもありますので、シェークハンドラケットを選ぶときのウンチクを少し書きたいと思います。ある程度経験のある方というよりもこれから始めてみよう!買い換えてみようとお考えの方向けの内容だと思います。
まずシェークハンドラケットを選ぶ要素として
1.シェークハンドラケットの合板数
2.シェークハンドラケットの素材
3.シェークハンドラケットのブレードサイズ
4.シェークハンドラケットのグリップ
が挙げられます。
4のグリップについては直接購入前にショップで握らせてもらって「ぎゅっ」と握った時(力が入ったとき)に一番握りやすいものを選べばいいと思います。両面に異質のラバーを貼って時折ひっくり返して打球したい場合には抜けにくいフレアー型のグリップを選ぶといいと思います。
1~3については複雑に要素が絡み合いますので混ぜて説明しますね!!
大前提としては、初心者の最初から「よく弾む」ラケットを選ばないことです
どうしてかというと、初心者~中級者で必要なのは「強いボールを打つ」ことよりも「打球感覚やボールをつかんで打ち返す感覚」を養うことです。
よく弾む(例えばカーボンファイバーが挟み込んであるようなラケット)ラケットはかなり暴れん坊なので打球する(ボールを打ち出す)力をラケットにカバーしてもらい、回転をかける方向に力を使うようになる中級者~上級者に向いています。高いもの、最新の技術が入っているものを買えばいいという訳でもありません。卓球は感覚命のスポーツですから・・・。
したがって、初心者や中級者の方は弾みがある程度小さい3枚~5枚合板のものを選ぶことをおすすめします。そして、ラケットのスイートスポットが広い大きめのブレードを選ぶといいと思います。私が初めて手にしたのはオールラウンダー用の5枚合板(中くらいのブレードサイズでちょっと弾みのいいもの)でしたが、上達してからカーボンに走る訳ではなくあえてカットマン用の3枚合板のラージサイズラケットにしました。そうしたところコントロール(ボールをつかむ感覚)が格段に上がり、特に台の上でのプレーや台から離れての守備が必要な場面で安定性が出ました。最新技術だけがすべてじゃないなぁと実感した瞬間でしたね。
ボールの弾みはラバーの違いよりもむしろラケットの材質の違いが大きく影響します。ラバーにも薄いものから厚いものまで幅がありますし、スポンジの材質によって弾み方も違いますが、ラケットを交換したとき程の感覚の違いはないように思います。
ラバー選びの前にラケット選びをしっかりしましょう!!
ちなみに初心者が最初に使うラバーは癖のないヤサカのマークVがおすすめですヨ!このラバーはある程度回転がかかり、ある程度スピードがあり、コントロールしやすいラバーです。そしてラバー自体の耐久性もいろいろ使った中ではピカイチだと思いますのでまず使って見てください(私はヤサカの回し者ではありません・・・)。
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