卓球は体が小さくても勝てる唯一の球技??
- 公開日:2013年11月26日
カテゴリー:卓球に関する情報
スポーツ(特に球技)というと、体の大きい人が有利な競技が多いのですが、卓球は「ちびっこでも勝てる」唯一の球技と言っても過言ではありません。
確かに他の球技と同様に体が大きければカバーできる範囲も広がるので有利には違いがないのですが、卓球には「相手との距離が短い」という利点があります。相手との距離が近ければむしろ体が小さい方が小回りが効くということになります。
体の大きい方は大回りでのラケットワークになるため台から離れてプレーすることが多いです(背が高いと台の高さとの関係もありますので)、その点体が小さいと台の近くで小気味よくプレーすることができ、より速い返球ができるので、体の大きな選手を前後・左右に揺さぶることができます。
代表的な選手でいうと丹羽選手などは体が小さい=ハンディではなく、カウンター型の速攻選手として日本の代表にもなっています。試合中継などを見た方は分かると思いますが、あそこまでコンパクトにプレーできれば、なるほど大柄な選手にも勝てる訳だというのが実感できます。
このブログの著者も身長は160㎝程度・・・男子の中では大変小柄です。でも丹羽選手と同じように台から離れずにカウンター戦法で攻めるのが得意です。
私はシェークハンドでフォアハンドに裏ソフトラバー、バックハンドに表ソフトラバーを使用しています。もともとバックハンドが得意でなかったので、ブロックが容易に行えるというつもりでバックを表ソフトにしたのですが、近年ではその変化がおもしろくなってしまってフォアでの攻撃よりもバックハンドで振り回すのが得意になりました(少なくともここ2~3年は卓球をやっていないのでそれ以前の話になりますが・・・)
ですから運動部や運動クラブに入りたいけど背が低いから・・・なんてあきらめずに卓球をやってみてください。市内大会などを見に行くと背の低い人が大柄な選手をバッタバッタと倒す光景が見られますヨ!!
それに昔のルールだと21点先取の●ゲームマッチだったため、長くなると体力も必要でしたが、今のルールは11点先取ですから1ゲームの展開が速いので体力差もカバーできます。
あくまでも私の体験談ですが、シェークハンドでもまずはオールフォアでラリーするように心がけて練習し、まずは足が動くようにすることを目指すといいと思います。ある程度フォアハンドでの攻撃やブロックができてきたらバックハンドでのブロック&攻撃を覚えるようにしていくと、強いフォア+不安のないバックサイドの処理ができるようになり、より攻撃しやすくなると思います。
元々シェークハンドでのバックハンドは肘の位置が自然に決まるため、後から覚えても比較的短時間で上手になります。逆に最初からバックハンドでの処理に頼ってしまうと、角度の出にくいフォアハンド側の処理がなかなか習得できず、相手のミス待ちをするようなスタイルになってしまい、相手の攻撃力が上!となってしまうと試合に勝てないということになりかねません。
中学や小学校での部活だと、まずは当てて返すことに興味を持ってもらいたいのかバックショートから練習を始めることが多いのですが、その前の素振りはフォアハンドでやらせるのに台に付いたらバックショート??というところが多いと思います。
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